仕事は「外見」で決まる! コーチングのプロが教えるプレゼンスマネジメント |鈴木 義幸

仕事は「外見」で決まる! コーチングのプロが教えるプレゼンスマネジメント仕事は「外見」で決まる! コーチングのプロが教えるプレゼンスマネジメント
鈴木 義幸
日経BP社 刊
発売日 2003-07-24

本書でいう「外見」とは、髪型や服装のことではなく、声や視線などを含めた広い意味での「外見」である。なぜそれで仕事が決まってしまうのかについて、本書は冒頭で次のような説得力のある理由を示している。
限られた時間でメンバーや交渉相手、顧客、株主に自分のビジョンを理解させるのに「外見」が重要になること、人材の流動化や国際化が進み、常に自分の見せ方に意識を配りTPOに合わせた最適のプレゼンス(あり方、存在)を演出する必要が出てきたこと…。
本書が紹介するのは、そうした「外見」を武器にするための「プレゼンスマネジメント」というノウハウである。内容は、「あごの位置」「眼」「声」などのマネジメントを扱った基本編、相手との距離の取り方や警戒心の解き方、「聞き姿」「話しかけ方」などを指南した実践編、「常に最適のプレゼンスを身にまとうため」の心構えを説いた定着編の3パートからで、テーマごとにエクササイズを設けている。著者がビジネスコーチということで、コーチング形式を含めているのが特徴である。
取り上げている「外見」のテーマは特別なものではないが、それを政治家などの実例やエピソードから興味深く読み解いている。とくに「あごが高いと偉ぶった印象を与えます」といった悪例の指摘には、思わずわが身を振り返ってしまうだろう。また、テクニックを紹介する際に、それがどのような意識のもち方から生まれるのかを明示しており、見せかけだけではないコミュニケーション能力を磨くのに役立つはずだ。部下が自分の思い通りに動いてくれないといった悩みを抱えるリーダーやマネジャーにおすすめの1冊だ。(棚上 勉)

中身は器に従う 2005-05-15
コミュニケーションを取る過程で
私たちが如何に相手に対して与える
印象を気にしていなかったかがよく分かりました。スポーツで考えると分かりやすいと思いますが、
基本の型を身に着けることが
上達の早道です。コミュニケーションも
正しい型を身に着けることで
本当の自分を伝えることが
できるようになります。

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