プロジェクトチームの作り方と実践の方法―現状を打破し、速く確実に事業に仕上げる プロジェクトマネジメントの仕方と成果の上げ方 |西村 克己

プロジェクトチームの作り方と実践の方法―現状を打破し、速く確実に事業に仕上げる プロジェクトマネジメントの仕方と成果の上げ方プロジェクトチームの作り方と実践の方法―現状を打破し、速く確実に事業に仕上げる プロジェクトマネジメントの仕方と成果の上げ方
西村 克己
中経出版 刊
発売日 2003-04

経営コンサルタントで経営戦略や戦略思考をテーマにしたノウハウ書を多数書いている著者が、PMBOK(プロジェクトマネジメントの事実上の世界標準)をベースに、プロジェクトマネジメントの実践ノウハウをまとめた1冊。
プロジェクトといえば研究開発や企業再生などの成功事例が注目を集めているが、実際には「いつの間にか失速、自然解散」「進捗管理不能で大幅な納期遅れ」「組織間のコンフリクトによる進捗障害」といった著者が指摘する失敗パターンに陥るケースが多いだろう。
本書では、そうした失敗例を検証したうえで、リーダーの上にプロジェクトオーナー(最重要顧客)を置いて要件定義を行うこと、計画、管理システム、組織体制、役割分担を明確化することなどの、成功に向けた「8つの条件」を提示している。事前の準備で成否が決まるといわれるプロジェクトであるが、そこで何をクリアにしておくべきかが理解できる。
具体的な面では、作業項目や手順を明確にする作業計画(WBS)や、個々の作業を評価する作業記述書づくり、推進体制の構築、人的リソース計画(工数積算、人件費の計画)、リスクマネジメントなどを重点的に解説するほか、それらをどのように進めるかの手順を計画と推進の2段階から示している。事例を交えた解説は実践的で、WBSやスケジュールなどの具体例が参考になる。
本書はまた、リーダーの素養やメンバーの動機づけ、メンバーの心得など、人的マネジメントのトピックスも幅広くカバーしている。経験に頼りがちだった分野をさまざまにノウハウ化してくれている点は注目である。(棚上 勉)

振り返りに最適な書 2004-10-21
この本は、実際にプロジェクトで仕事をしている人が読むと基本の
おさらいとなり有意義な本であると思いました。平易な内容ですが
たまに、「こう考えるべきだね」というような関心する部分もあったり
して結構楽しめました

さらに詳しい情報はコチラ≫

[PR]健康的にダイエット☆★

Comments are closed.