マルチプロジェクト戦略―ポストリーンの製品開発マネジメント |延岡 健太郎

マルチプロジェクト戦略―ポストリーンの製品開発マネジメントマルチプロジェクト戦略―ポストリーンの製品開発マネジメント
延岡 健太郎
有斐閣 刊
発売日 1996-11

現場の開発者にこそお勧め 2002-08-24
メーカーの開発現場で働いている方にこそこの本を読むことをお勧めしたい。設計機能部門にあっていくつもの製品プロジェクトの設計を同時に担当している方(私も正にそれ)には特にお勧めである。人はその真っ只中にいるとむしろ自分の置かれている状況が良く分からないもの。新しい製品の設計開発が切れ目なく重なり合って延々と続いていく最近の状況に辟易として「いったいどうなっているのか?」と愚痴をこぼしたくもなるもの。この本を理解すると、自分が今手がけているこの製品とあの製品、昨年のあの製品、来期予定のあの製品... これらがどのような考え方(戦略)で関連していて、各々どうしてその手法で開発するのか…霧が晴れて周りの世界が見えてくる。そこにあるのは目から鱗の戦略か?それとも戦略の欠如か。自分がマトリクス組織の軋轢に苦しむ現場の開発者だと思う人、手にとって見て下さい。

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